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数ある除湿器…どれを選べばいい?除湿の仕組み解説からおすすめのタイプ紹介!

洗濯

じめじめと嫌な雨。

雨が続くと湿気がすごくなって洗濯物は乾かないし、何だか気分もじめじめしてしまいますよね。

そのために便利なものが除湿器。

けれど一口に除湿器といっても、たくさんあってどれを選べばいいのかわからない

そんな方のために、お勧めの除湿器お教えします!

 

目次

除湿器の仕組みと効果

まずは、除湿器の仕組みに関してご説明。

湿度は大気中に含まれる水分の量によって変化するもの。

湿度を下げるためには大気中の水分を集めて除去する必要があります。

その際に使われる方法は大きく分けて二つ

湿度を下げて結露させる方法(コンプレッサー式)

エアコンや冷蔵庫と同様の方法です。

ある物質をコンプレッサーで圧縮して液体にし、それを冷やします。

その外気温程度まで冷やした液体を急激に圧力の低いところへと吹き出します。

こうすると「冷える」ので、その機能を用いてエアコンなどは空気を冷やしているわけです。

 

何だかこういわれると難しいですね。

要するにコンプレッサー式は空気を冷やすことで空気中の水分を追い出し、除湿しているわけです。

気温が高いほど空気が保持できる水分量は増える。

だからこそあえて冷やして保持できる水分量を減らそうとしているんですね。

乾燥材を使って水分を集める方法(ゼオライト式)

お菓子に使われる乾燥剤と似た方法です。

ゼオライトという水分を吸い取る物質があります。

その吸水性の良いゼオライトに空気内の水分を吸着させ、ヒーターで温めて気化させます。

水分を取った空気は室内に戻します。

吸い取った水分は排水タンクにたまります。

これを何度も繰り返すことで室内の温度を下げていきます。

 

除湿器にはこの二つのうちのどちらかが使用されているということになります。

この二つを併せ持ったハイブリッド式も存在します。

ハイブリット式

コンプレッサー式とゼオライト式の構造を組み合わせたタイプ。

夏場はコンプレッサー式、冬場はゼオライト式を使用することで一年中優れた除湿機能を持つことになります。

 

除湿器のタイプ

つまり、除湿器のタイプは大きく分けて三つあることになります。

コンプレッサー式とゼオライト式、両方を掛け合わせたハイブリッド式です。

それぞれの特徴に関してみていきましょう。

コンプレッサー式の特徴

メリット

・除湿力が高い(特に梅雨・夏時の室温が高いとき)
・ゼオライト式に比べて電気代がかかりにくい
・室温上昇をゼオライト式に比べて抑えられる

デメリット

・本体サイズが大きめで重量がある
・コンプレッサーによる振動音がある
・室温が下がると除湿能力が落ちる(冬場は使いづらい)

ゼオライト式の特徴

メリット

・軽量でコンパクトな機種が多い
・年間を通して使いやすい
・運転音が静か

デメリット

・コンプレッサー式よりも電気代がかかる
・発熱量が多くなるので室温が上がりやすい

ハイブリット式の特徴

メリット

・通年で安定した除湿ができる
・ランニングコストも抑えられる

デメリット

・本体が大きめで価格も高くなりやすい

どれに決めるか困ったら

一口に除湿器といってもたくさん種類があるんですね。

どれがいいか迷った人に、除湿器を選択する際のポイントを見ていきましょう。

 

1.除湿能力で選ぶ

除湿器には一日当たりの除湿能力が記載されています

この数値が大きいほど除湿が可能。

部屋の広さや湿気の多さを念頭に入れて考えてみましょう。

2.電気代で選ぶ

電気代で比べればコンプレッサー式のほうがゼオライト式よりも1/3ほどの電気代を節約できます

3.使う時期で選ぶ

梅雨・夏に使うならばコンプレッサー式・冬季含めて年間使うならばゼオライト式、またはハイブリット式を選びましょう。

4.付加機能で選ぶ

除湿能力以外にみ、衣類乾燥・空気清浄などといった付加機能がついているものがあります。

自分が欲しいと思う機能がついているものを選びましょう。

多機能だからいいというわけでも、除湿能力が高いからいいというわけでもありません。

部屋の大きさ、ライフスタイルに合ったものを選ぶことがベストです。

 

まとめ

色々な種類・機能がある除湿器。

自分に最適なものはどんなものかじっくり考えて選んでいきたいですね。

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