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かき氷を溶けにくくする材料は意外なアレ!?かき氷の裏ワザ

豆知識

ここ数年、気温30℃を超す猛暑日が当たり前のようになってきました。

熱中症や日射病対策に、水分をきちんと補給するにしても、経口補水液やスポーツドリンクだけでは飽きてしまいます。

そんなときは、みんな大好き、かき氷の出番です!

 

しかし、そのかき氷も暑さですぐに溶けてしまいます

溶けないうちに、と急いで食べると、頭がキーーーーーーーーーンっとなりますよね…。

この頭がキーーーーーーーーーンっとなる現象のことを『アイスクリーム頭痛(Ice-cream headache)』といいます。
食べているものがかき氷でもジェラートでも『アイスクリーム頭痛』です。

ちなみに、医学的な正式名称です。研究はされてはいるのですが、未だに頭が痛くなるメカニズムは解明されていないそうです。

予防方法の一つとして『ゆっくり食べる事』が推奨されています。

溶けにくい氷で作ったかき氷なら、慌てて食べる必要もなく、アイスクリーム頭痛に襲われることもありません。

是非、今回ご紹介する方法を試してみて下さい。

それでは、その溶けにくい氷を作る方法をお教えします。

目次

溶けにくい氷の作り方

作り方は簡単です。

水1カップ(200ml)に対し、牛乳を大さじ3杯(45ml)入れたものを凍らせるだけです。
(水4.4:牛乳1の割合です。割合で説明したほうが面倒くさくなりました。)

たったこれだけで、溶けにくい氷の完成です。

食べてみても、牛乳の臭いが気になったりはしません
美味しいかき氷が作れます。

 

牛乳の風味を活かしたい場合は、牛乳を多めにします。

イチゴ味のシロップと合わせれば、美味しいいちごミルク味のかき氷になりますね。
(牛乳をそのまま凍らせる方法もありますが、それはまた別物になります…)

 

それでは、なぜこれだけのことで、氷が溶けにくくなるのでしょうか?

牛乳といえば…

牛乳を混ぜることにより、氷の結晶を乳脂肪などの成分でできた粘り気のある物質が、膜のように覆います。

そのために外からの熱が、中の氷にまで到達するスピードが遅くなります。
つまり氷に熱が伝わりにくくなるので、溶けにくくなるのです。
(冬の晴れた日に雪だるまに服を着せると、太陽からの熱が遮断されて溶けにくくなるのと同じような現象です。)

また、この方法は、牛乳に含まれている乳脂肪分が大切な役割を果たしますので、低脂肪牛乳はおすすめできません

この溶けにくいかき氷をゆっくり味わい、暑い夏をキーーーーーーーーーンっとならずに、楽しく乗りきりましょう!

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