3月3日はひなまつり。
子どもが成人したり結婚して、
お役目を終えたひな人形が家の隅で眠ってる…
なんてご家庭も多いのではないでしょうか。
そんなひな人形の処分の方法に困っている方
必見です。
今回は不要になったひな人形の
処分や供養の方法を詳しくお伝えしていきます!
目次
ひな人形を手放すタイミングとは?
もともとひな人形は、生まれてきた子の厄を代わりに引き受けるのが役目とされています。
なので赤ちゃんが誕生したら古いものを受け継ぐのではなく、新しくその子のひな人形を用意するのが本来の趣旨に合っています。
そしてその願掛けは子供が成人しお嫁に行くまでとされていますので、この時がひな人形を手放すひとつのタイミングになります。
とは言うものの、厳格な決まりごとではありません。
現代では子供が嫁いだ後でも飾るご家庭が多いようです。
さて、いざ手放す!となった際、どうすれば良いのでしょうか?
調べるといくつかの方法がありました。
誰かに譲る
親戚、友人、知り合いに「ひな人形が欲しい!」という方がいれば譲るのもひとつの手です。
せっかく購入した大事なひな人形を捨てるのはちょっと…という方におススメです。
ひな人形も第二の人生を歩めて幸せなのではないでしょうか…?
リサイクルする
今の時代、オークションやリサイクルショップ、フリマアプリで簡単に売ることができます。
ただしリサイクルショップではひな人形を取り扱うお店が少ないようなので要注意です。
オークションやフリマアプリは「中古でも欲しい!」と検索する人が集まるので買ってもらえることが多いようです。
なので売るとしたらオークションやフリマアプリが良さそうですね。
寄付する
不要になったひな人形の寄付を呼びかけている施設もあるようです。(老人ホーム、保育園・幼稚園、地域のイベントなど)
近くにそのような施設があれば問い合わせて確認してみてください。
またひな人形に限らず、衣類やぬいぐるみなどを発展途上国に寄付する活動をしている団体もあります。
そのような団体に預け、発展途上国でひな人形が再び飾られるなんて嬉しいですよね♪
不用品回収業者に依頼する
だいぶ古く傷んでしまったひな人形を思い切って処分するなら不用品回収業者に依頼しても良いでしょう。
引っ越しなどで不要なものを一気に整理する際に依頼する方もいらっしゃると思います。
ひな人形以外にも売れそうなものがあるなら、回収と買取の両方を受け付けている不用品回収業者に頼むのがオススメです。
人形供養
昔からひな人形のみならず、人の形をしたものには魂が宿ると言われています。
ですので、捨てるのは気がひけるなぁ…という方も、供養をしてもらえばスッキリ気持ちよく手放すことが出来そうですね。
ひな人形の供養は神社やお寺で執り行われます。
一般的には費用を納めて供養してもらいます。
費用に関しては神社やお寺によって異なりますが3000円~5000円の所が多いようです。
お近くの神社、お寺にご確認下さい。
最近では、郵送にて受け付けてくれるところもあるようですよ。
また、近くに人形供養を執りおこなう社寺がないときには、「日本人形協会」がひな人形を供養してくれます。
日本人形協会は日本郵政と提携し、「ゆうパック」の代行サービス(5000円)を年間通して受け付けており、毎年10月頃に行われる東京大神宮の「人形感謝祭」で供養をします。
申し込み後に「お人形差出キット」が送られてきます。
供養したい人形を梱包するだけで、あとは郵便局が自宅に集荷に来てくれるので簡単で便利ですね。
ただし受け付けているのは人形のみなので、ご注意ください。
また、徳島県勝浦町では「ビッグひな祭り」といって、全国から家庭で飾られなくなったひな人形の収集、供養、展示をしてくれます。
高さ約8m「百段のひな壇」をはじめ、約3万体ものひな人形たちが飾られるそうです。
その他にも千葉県の勝浦市では「かつうらビッグひな祭り」、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町では「南紀勝浦ひなめぐり」というひな人形供養イベントを行っています。
供養にあたり事前の予約が必要なところもあるようなのでぜひご確認ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ひな人形はご家庭によってそれぞれの思い入れがあるものですよね。
処分の方法は人形供養、リサイクル、寄付など様々な選択肢があります。
お世話になったひな人形ですので、感謝をして納得する方法でお別れを迎えられると良いと思います。