みさこおばあちゃんに教えてもらって試してみたら、冷めたご飯やおにぎりを食べることへの抵抗がなくなりました!
「冷や飯は体にいい」という言葉の深い意味がわかってからは、むしろ積極的に食べるようになりましたよ♡
「せっかくだから炊きたてのご飯を食べたい」「冷めたご飯は美味しくない」と思っていた私。冷めたご飯をそのまま食べるのはなんとなく寂しい感じがして、必ず温め直していました。
ある日、みさこおばあちゃんに「冷や飯は体にいいのよ、昔からそう言うでしょ」と言われたとき、「え、本当に?」と思って調べてみたら、科学的な根拠がしっかりありましたよ。
炊きたてと冷めたご飯で「デンプンの性質」が変わる
なぜ冷めたご飯が体にいいのか。その答えは、ご飯のデンプンの性質の変化にありました。
炊きたてのご飯のデンプンは「アルファ(α)デンプン」という状態で、消化酵素によって素早く分解・吸収されます。このためご飯を食べると血糖値が比較的急速に上がります。
一方、ご飯が冷めると一部のデンプンが「ベータ(β)デンプン」に変化します。このベータデンプンのうち特に注目されているのが「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」と呼ばれる成分です。
レジスタントスターチは、その名の通り消化酵素への「抵抗性」を持つデンプンです。小腸で消化・吸収されずに大腸まで届き、食物繊維と同じような働きをします。
みさこおばあちゃんが「冷や飯は体にいい」と言っていた根拠が、まさにここにありましたよ。
レジスタントスターチの3つの効果
レジスタントスターチが体に良い理由を、みさこおばあちゃんにくわしく聞いてみました。
すると「腸まで届いて、腸の掃除をするのよ」という答えが返ってきましたが、実際の効果はもう少し多岐にわたりますよ。
①血糖値の上昇が緩やかになる:
レジスタントスターチは消化されにくいため、食後の血糖値の上昇がゆっくりになります。炊きたてのご飯よりも冷めたご飯の方が、食後の血糖値スパイクが起きにくいということです。以前の記事で「野菜から先に食べる」ことで血糖値の急上昇を防げるという話をしましたが、冷めたご飯を食べることでも同様の効果が得られるんですよ。
②腸内の善玉菌のエサになる:
大腸に届いたレジスタントスターチは、ビフィズス菌などの善玉菌のエサ(プレバイオティクス)になります。善玉菌が増えることで腸内環境が整い、免疫力の向上・便通の改善につながります。
③エネルギーとして吸収されにくい:
消化されない分、通常のデンプンよりカロリーとして体に取り込まれる量が少なくなります。同じ量のご飯でも、冷めた状態の方が実質的なカロリーが若干下がるということです。
温め直しても効果は残る
「じゃあ冷めたご飯を温め直したら意味がなくなるの?」という疑問が出てきますよね。みさこおばあちゃんに聞いたら「温め直しても全部は戻らないのよ」と教えてくれました。
一度冷えてレジスタントスターチになったデンプンは、再加熱すると一部はアルファデンプンに戻りますが、全部は戻りません。つまり冷ましてから温め直したご飯は、炊きたてよりもレジスタントスターチの含有量が多い状態になっています。
炊きたてを食べるよりも、一度冷ましてから温め直したご飯を食べる方が、血糖値への影響が穏やかになりますよ。
おにぎりが実は最強の食べ方だった
みさこおばあちゃんは「お弁当のご飯やおにぎりが体にいいのはそういうわけよ」と話していました。おにぎりは一度冷ましてから握るのが基本なので、自然とレジスタントスターチが多い状態のご飯になっています。
「コンビニのおにぎりやお弁当のご飯は体に悪い」と思っている方もいるかもしれませんが、ご飯の性質という観点から言えば、炊きたてよりも冷めたご飯の方が血糖値に優しいという側面があります。
もちろん具材の塩分や添加物は別の話ですが、「冷めたご飯=美味しくない・体に悪い」は思い込みだったんですよ。
お茶漬けやひつまぶしが昔から愛されてきた理由
冷めたご飯を美味しく食べる食文化が日本には昔からあります。
みさこおばあちゃんは「冷や飯にお茶をかけて食べるのは理にかなっているのよ、昔の人はよく知っていたんだと思うわ」と話していました。
お茶漬けはもともと「残ったご飯をおいしく食べる」知恵から生まれた料理ですが、今となってはレジスタントスターチの観点からも理にかなった食べ方です。
ひつまぶしもご飯を一度冷ましてから食べる形式があり、名古屋の食文化が体に優しい食べ方を自然と取り入れていたことが面白いですよね。
「余りご飯の活用」から生まれた食べ方が、実は栄養的にも優れていたというのは、先人の知恵の深さを感じますよ。
みさこおばあちゃんがいつも「昔の知恵には意味があるのよ」と言っていた言葉が、また一つ証明されましたね♡
まとめ
- 冷めたご飯のデンプンは「レジスタントスターチ」に変化して消化されにくくなる
- 血糖値の上昇が緩やかになる・善玉菌のエサになる・カロリーが下がるの3効果がある
- 一度冷ましてから温め直したご飯も、炊きたてよりレジスタントスターチが多い状態
- おにぎりやお弁当のご飯は自然とレジスタントスターチが多い理想的な食べ方
- 「冷や飯は体にいい」という昔からの知恵は科学的に正しかった
「冷めたご飯はもったいない」から「冷めたご飯は体にいい」に考え方が変わると、お弁当やおにぎりをもっと積極的に楽しめますよ。ぜひ試してみてね♡ みさこおばあちゃんの知恵、最高です(*´∀`*)

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