料理に欠かせない砂糖。
いざ使おうと思ったら、長いことキッチンに置いてあった砂糖入れの中で、カチカチになってガッカリ…なんてこと、よくありませんか?
仕方なく、フォークやスプーンでガリガリ…腕は疲れるし、容器に傷はつくし、私の場合はフォークの先がちょっと歪んでしまいました(汗)
そんな力技で解決しようとする前に!もっと気持ちよ〜くサラサラの状態に戻せる方法をお伝えしますね!
目次
砂糖が固まる原因とは?
砂糖が固まってしまう理由として、なんとなく「砂糖が湿気を吸うから」と思う方も多いと思います。合っているのですが、理由はもう一つ、「砂糖が乾燥するから」。
全く反対のことなのに、どういうこと?と思われるかもしれません。
実は工場で砂糖が作られる時、最後の仕上げに適度な水分を含ませているのですが、この適度な水分が乾燥するとカチカチに固まってしまいます。
また、湿度が多い場合砂糖が水分を吸って表面が蜜状になり、さらに乾燥することでカチカチになります。
空気の湿度が変化することによってカチカチになってしまうのですね。
砂糖が固まった!気持ちいくらいサラサラにほぐす方法
固まった砂糖をほぐす方法はいくつかあるのですが、他のブログではあまり紹介されていない方法をお伝えします。
そのやり方とは「冷凍庫に入れて凍らせる」という方法です。
ええ〜〜凍らせるってことはもっとカチカチになってしまうのでは!?と思われるかもしれません。でも、気持ちよくほぐせるんです。
固まった砂糖を容器ごと冷凍庫へ
- 固まった砂糖を容器ごと冷蔵庫にしまいます。
- 2時間後に冷凍庫から取り出します。(この時点で砂糖は凍っているので、もちろんカチカチです)
- 容器のフタを開けて置いておきます。
- 30分後、計量スプーンで砂糖を触ってみてください。気持ちいいくらいスーッと、砂糖の中にスプーンが入っていきますよ!
ただ冷凍庫に入れて出すだけで、全く歯が立たなかった砂糖が容器の底まで綺麗にサラサラになるんです!
他にも「別のお皿に砂糖を移して霧吹き」「別のお皿に砂糖を移して電子レンジでチン」という方法があります。
即効性はありますが、霧吹きしすぎると砂糖が溶けたり、電子レンジで温めすぎるとやはり砂糖が融けたり…別皿に盛ることも含めて準備とコツが必要になります。
その点容器ごと冷凍庫に放り込んで、ほぐしたら終わり!の方が簡単ですよ♪
砂糖が固まるのを防止するには?
せっかくほぐした砂糖、また同じように放置したらだんだんと固まってしまいます。できる限りサラサラの状態を保ちたいものですよね。そこで、固まるのを防ぐ方法をご紹介します。
冷蔵庫に保存する
砂糖が固まる原因は「空気中の湿度の変化」ですが、冷蔵庫の中は程よく湿度を保ってくれるので固まる進行を和らげてくれます。それに、アリなどの虫に狙われずに済むので一石二鳥ですね♪
密閉容器を使用する
埃が入らない程度のパカパカする蓋ではなく、もっと厳重に密閉する容器を使用してみましょう。湿度の変化に耐えて固まる進行を抑えられます。
まとめ
砂糖が固まってしまった時のサラサラにほぐす方法について紹介しました。
砂糖が固まってしまう原因は、空気中の湿度の変化によるものだったんですね。
固まった砂糖は、容器ごと冷凍庫に入れて2時間、出してフタを開けて30分です。力を入れずにスーッとスプーンが入るのできっと気持ちいい〜!ってなりますよ!ぜひ試してみてください。
サラサラになった砂糖は密閉容器に入れるか、冷蔵庫にしまってできるだけサラサラを長持ちさせましょう♪