カレーの付け合わせにもよく使われる「らっきょう」には、漢方薬にも使用されるほど多くの効能があることをご存知ですか?
意外にもらっきょうには、食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消の効果も期待できるんです。
また、ビタミンB1の吸収を高める、アリシンという成分が含まれており、疲労回復にも効果的だといわれています。
市販のらっきょう漬けもおいしいですが、たまにはご家庭で「らっきょう漬け」を作ってみませんか?
今回は、「下処理は水洗いだけ!作って3日で食べられる」簡単ならっきょうのつけ方を、ご紹介していきますね!
目次
らっきょうの旬と選び方のポイント
らっきょうは、4月頃から、スーパーでも見かけるようになりますが、旬の季節は5月~7月上旬、ちょうど梅雨時期の短い間だけです。
らっきょうを選ぶときのポイントは、「ふっくらとした全体的に粒のそろっている」「芽が伸びていない」の2点をチェックするようにしましょう。
おいしいらっきょうのつけ方
らっきょうを漬けたことがない人は、「下処理が大変そう」「長い期間つけないとダメ?」と思っているかもしれません。
実は下処理は、とっても簡単!水洗いするだけでOKなんです。
つける期間も、なんとたったの数日!すぐにおいしいらっきょう漬けが食べられるんですよ。
そこで今回は、「超簡単!らっきょうのあっさり塩漬け」の作り方をご紹介します。
材料
・皮つきのらっきょう 500g
・水 600ml
・塩 60g
・保存容器 1リットル用(密封できるもの)
作り方
- 大きめのボウルにらっきょうを入れ、流水にさらしながら洗います。
この時、手で軽くもむようにすると、土と一緒に、大まかな皮も取り
除けます。
残った皮は手で取り除きますが、力を入れなくても簡単にむくことが
できますよ。 - 洗ったらっきょうは、先端部分(ふくらみが終わるくびれのあたり)と、根の先をカットします。
- ザルにあげて、キッチンペーパーで、しっかり水気を拭き取ります。
水分が残っていると、カビが発生する原因になるので、念入りに。 - 小さめの鍋に、水と塩を入れ、軽く煮立たせます。
塩が溶けきっていたら、それで大丈夫です。 - 保存容器に、らっきょうを入れ、冷ました(4)を注ぎます。
これであとは待つだけ!10日後くらいから、美味しく食べられます。
冷暗所においておけば、約1年間、保存することができます。
まとめ
いかがでしたか?ちょっと簡単すぎて、拍子抜けしてしまった人も、多いと思います。
このシンプルな塩漬けを覚えておけば、いろいろとアレンジもできて、とても便利なんですよ。
例えば、食べたい分だけ取り出して、塩抜きしたものを「甘酢」や「しょうゆ」につけても、おいしくいただくことができます。
とっても簡単でおいしいらっきょう漬け、ぜひ一度作ってみてくださいね!