フルーティな梅酒は、老若男女問わず、好きな人が多いですね。
緑茶梅酒や黒糖梅酒などの豊富なバリエーションも人気の秘密です。
ところで、梅酒は意外と簡単に手作りできること、ご存知ですか?
味わいはもちろん、梅酒が熟成していく過程が楽しめるのも手作りならでは。
そこで今回は、初めての人でも簡単にできる、梅酒の作り方をご紹介します!
目次
梅酒とは?
梅酒は古くから日本で造られているお酒で、江戸時代の中期以降、庶民へひろまった、と伝えられています。
梅酒にはリキュールを使用したものと、酵母を使用したものとがありますが、一般的に、梅酒といえば、前者を指します。
アルコール度数は、だいたい8%から15%くらいのものが多いです。
おいしい梅酒の作り方
今回は、青梅とホワイトリカーを使った梅酒の作り方を、ご紹介します。
梅酒は、6月の上旬~中旬に収穫したての、青梅で作ります。
青梅は常温で置いておくと2、3日で熟してしまうので、すぐに漬けることをおすすめします。
つけるお酒は、ホワイトリカー以外でも大丈夫。
日本酒・焼酎・ブランデー・ウイスキーなどでも、おいしい梅酒を作ることができますよ!
では、さっそく、梅酒をつけていきましょう。
材料
- 青梅 1kg
- 氷砂糖 500g~800g(お好みで)
- ホワイトリカー1.8リットル(35度以上)
- ビン 5リットル用(密封できるもの)
つくり方
- 梅酒をつける前に、保存用の瓶を熱湯で煮沸消毒します。
消毒は、瓶に熱湯を少し注いで、傾けながら回します。
お湯を捨てたら、きれいな布巾などで水気をよくふき取って、瓶の口を下にして、日の当たるところで乾燥させます。 - 粒のそろった大きめの青ウメを水洗いします。
一粒ずつ表面をよく拭き、竹串やつまようじで、へたを取り除きます。 - 青梅と氷砂糖を、1/3量ずつ交互に瓶の中に入れて、ホワイトリカーを注ぎます。
入れるときはあまり神経質にならなくても、翌日には氷砂糖が溶けてしまうので大丈夫です! - しっかりとふたをして、冷暗所で保存します。
お酒の色が琥珀色に変われば(3ヵ月後くらい)飲み頃です!
梅酒が濁ったり、梅の実が崩れてこなければ、青梅はつけたままにしておいても大丈夫、熟成した梅酒が好きな人は、1年くらいつけてもおいしいですよ!
おいしい梅酒の飲み方
梅酒の飲み方は、「ストレート」「ロック」「水割り」「ソーダ割り」「お湯割り」などがあります。
梅酒の仕上がり具合を確かめるためにも、一度はストレートかロックで飲んでみてください。
この時、梅の実を1粒入れると、見た目もきれいでおすすめですよ!
アルコールにあまり強くない人は、好みの分量をソーダ割りすると飲みやすいと思います。
まとめ
意外と簡単にできて、とってもおいしい梅酒。つける期間や梅の産地や出来によっても、味わいが変わってきます。
つけた梅の実は、ゼリーに入れたりして、おいしくいただくこともできますよ。
今まで市販のものしか飲んでいなかった人も、ぜひ一度、梅酒作りをチャレンジしてみてくださいね!